No.12

「秋口は医業資金計画が大切」 萱原信雄 2003年10月   2004/9/2210:13


10月も中頃を過ぎ、早いもので今年もあと2ヶ月少々となりました。これから年末に掛けて医療法人、個人開業医の先生、共に次のような理由により資金繰りが通常月より厳しくなる恐れがありますので、今からの資金計画が大切になってきます。
 医療法人の場合、一般法人と同様に決算月を3月にされているケースが多く、この場合11月は予定申告があります。医療法人の場合、予定申告では事業税の支払いはありませんが、それでも前期分の法人税等の約半分を目安に準備をしておく必要があります。
 個人で開業されている場合は、毎月の社会保険診療報酬基金からの振込み際、請求金額に応じた源泉所得税が先に控除されているわけですから、年末に近づけばその分資金繰りは大変になってきます。また、確定申告に備えて何らかの対策を行う場合もお金は必ず必要です。
 秋口は一般的に流行りの病気が少ないため(不謹慎ではありますが)、結果的に法人、個人を問わず、11月、12月に振り込まれてくる金額はどうしても他の月よりも減少傾向にあります。その上、12月に入ると賞与の支給、お歳暮など他の月よりも固定費が大幅に増加します。このためにもまずは11月の下旬から年末に掛けて必要なものとその金額の一覧表を作成し、現在の資金の状況と今後振り込まれてくる報酬金額とで十分かどうかを検討し、不足ならその分をどこから調達して行けばいいのか、今から考えて見られてはいかがでしょうか。その際は、ご相談に乗りますのでお気軽にお声を掛けて下さい。
医業経営コンサルタント  監査第1課長 萱原 信雄

初版 2004/9/22 10:13

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