丸亀町の宮脇書店でこの本を見かけた時、あの楽天の三木谷浩史社長がどういう考え方で仕事をしているのか興味があって思わず買ってみました。三木谷社長は、TVや雑誌等で数多く取り上げられているため、かいつまんでは、その考え方を見たり、聞いたりはしていましたが、創業当時から現在に至るまで社内に掲げられている言葉は、この「成功のコンセプト」だそうです。
@ 常に改善、常に前進
A Professionalismの徹底
B 仮説→実行→検証→仕組化
C 顧客満足の最大化
D スピード!! スピード!! スピード!!
この5つのコンセプトの中で、三木谷社長が一番大切にしているのは、「スピード!! ス
ピード!! スピード!!」
三木谷社長は、「仕事を成功させようとすると、どうしても失敗せずにうまくやろうと考えてしまう。上手くやることは大切だけれど、それと同じくらい速くやることが大切だということをいつもかんがえよう。」と言っています。生き馬の眼を抜くスピードで変化しているIT業界だからさもありなんかもしれませんが、あの武蔵野の小山社長も同じように「うまくやるより決定することが大事」だと言っています。本当に、ビジネス本を読めば読むほど、成功した経営者は同じようなことを言っているのに驚かされます。
ここで、三木谷社長の略歴をご紹介しましょう。
1965年兵庫県生まれ88年一橋大学卒業後、日本興業銀行に入行。93年ハーバード大に
てMBAを取得後、興銀を退職。97年2月に楽天の前身となるエム・ディ・エムを友人2人と設立(現楽天)。同年5月インターネットショッピングモール「楽天市場」を開設し、2000年ジャスダック上場・・・。あとは、ご存知の通り大活躍。
1965年生まれということは、若干43歳。会社立ち上げて3年で上場!確か、お父さんが神戸大学の名誉教授。三木谷社長自身もこの経歴をみてもエリートに間違いありません。
でも、なぜ、彼が一流企業を退職して、友人と2名で会社をおこしたのでしょうか?それは、93年のハーバード留学と95年の阪神・淡路大震災が大きな影響を与えました。アメリカでは、起業家スピリッツが尊重され、官庁とか大企業に所属することが必ずしも人生の成功とはみなされない。また、阪神・淡路大震災で学校施設に安置された何百もの棺をみて「人生は、一度しかない。だから何かを成し遂げたい」と思ったそうです。
この本を1ページ1ページめくるごとに、三木谷社長の息づかいが聞こえるようです。
この本の中で、私は、@常に改善、常に前進。にインパクトを受けました。三木谷社長は言います。「1%の改善でも365日続ければ、1.01の365乗は元の37倍になる」いかに、ビジネスの社会において「創意工夫」、「改善」が必要か、それを私たちは、肝に銘じておかなければなりません。
初版 2008/4/24
13:02
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