No.193

「経営とは問題解決をすることだ!(上) 」 生駒 学  2008/11/1319:52


ネッツトヨタ南国、お聞きしたことがあるでしょうか?お聞きしたことがないとしても、「高知の南国のトヨタ自動車のお店だな」と大体の察しはつくでしょう。その「ネッツトヨタ南国」は、私どもが、現在、コンサルを受けている武蔵野さんと同じように日本経営品質賞を受賞した中小企業としても有名です。
ところで、私が各種研修テープを購入している会社に株式会社レガシィ(旧FPステーション)という会社がありますが、その最新パンフレットの中に、ネッツトヨタ南国(株)の代表取締役横田英毅社長の「社長の問題解決 そこに成功法則がある」というテープを見つけました。早速、ちょっと購入してみました。

(注)横田英毅 1917年より続く西山グループ(系列企業24社1財団法人、総資本金22.8億円)の資本家の一員として、現在は、ネッツトヨタ南国、愛媛トヨタ自動車、西山合名、トヨタレンタリース愛媛、四国車体工業などをはじめとする系列企業の代表取締役を務める。

 まず、このテープは、「問題対処」のための方法ではなく、「問題解決」のための方法であり、したがって、短期的にではなく、中長期的に企業の体質を確実に改善する方法論であるとおっしゃっています。それは、我々中小零細企業よりも、一回り大きい、時間的、財政的余裕がある中堅企業のなせる技かもしれません。また、横田社長の話しぶりも、中小企業の社長というよりは、非常に優秀な経営コンサルタントのようです。それでは、横田社長の言う「問題対処」とは何か?「問題対処」とは、例えば、大企業が、@リストラAパート化B厳しい条件提示により、収益改善を図るようなこと、当然、それを否定したということではありません。大事なのは、それは、「問題対処」であって、根本的な「問題解決」ではないということをおっしゃっています。横田社長は、今から27年前、従業員が30名前後だった頃、無記名の社内アンケートを行ったそうです。そのアンケートは、次のような内容です。Q自分たちの会社をどんな会社に育てたいか?A@全員が同じ目的を理解し一丸となって働けるA活き活きと仕事に取り組めるB地域社会から信頼されるC応対、接客レベルが高いD会社に来るのが楽しみになるEお客様から信頼されるF自分の成長を実感できるG勤め先を聞かれて「いいなぁ」といわれるような会社という答えです。更には、
Q自分たちの会社がこんなだったらいいな?という質問には、
A@職場の人間関係がよいA自分の努力が認められるBチームワークがよく助けあうCコミュニケーションがとれセクショナリズムがないDもっと自由に意見が交換できるE社員一人ひとりが会社を変えていこうとするF明るく笑いがたえない会社という答えです。
 そして、関係会社5社においても、同様なアンケートを行いましたが、内容はほぼ同じで、給料が高い、休みが多いという意見は、あくまでも少数だったそうです。(続く)

初版 2008/11/13 19:47

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