No.199

「経営とは問題解決をすることだ!(下)」 生駒 学  2008/11/1320:16


 ネッツトヨタ南国の横田社長が今から27年前に社内アンケートを行ったことは、前々回の生駒会計ニュースでも書かせていただきました。それを検証すべく、私どもの事務所でも社内アンケートを9月初旬に行いました。アンケート項目は、@事務所の経営についてA組織風土についてBあなたの上司についてC満足度と意識についてD人事制度についての5タイトル計34問です。
 それぞれの点数は、@48点A29点B64点C49点D49点となり、総合49点という結果になりました。極端に悪かったのが、A組織風土についてで「設問2 みんなが自由に意見を言える雰囲気はありますか?・・19点」「設問5 事務所全体に、お互い助け合おうという雰囲気はありますか?・・22点」です。
 中小零細企業の特性として、どうしても社長(私自身)の意見が強く、意見を広く聞くと言う姿勢が少なかったと反省しています。また、会計事務所の仕事の特性ですが、担当者がお客様の会社を頭から足先までお世話するというシステム(当然所長、管理職のチェック、フォローは入りますが)ですので、どうしても相互間の助け合いが希薄になります。
 「決定」は社長自身の責任ですが、もう少し意見を聞く(あくまでも取り入れるかどうかは別次元の話)、相互間のコミュニケーションの機会を作るということをやっていきたいと思いました。一倉定先生も「社員の意見を尊重すべきであるという思想は、一見正しいように思われます。しかし、断じてそれは間違っています。それは、『会社の経営責任がある社長』の意思と『経営責任のない社員』の意思が同等であるということです。そんなバカげた論理はありません。決定権とは責任を取る人しか持つことのできない権利であります。責任の取れないものには、決定権はないのであります。」とおっしゃっています。
生駒事務所でのアンケートの内容を少しご紹介しましょう。
Q生駒会計をこんな事務所にしてみたい。
A他の人を気遣える職場・お客様に信頼される事務所・風通しの良い事務所・元気の良い事務所・皆で助け合える事務所・明るい雰囲気の職場・週末(土・日)でもでて来て、仕事をしたいと思えるような事務所・社員と社員のコミュニケーションが十分とれている、アットホームな事務所・もう少し従業員が快適に過ごせる事務所・今は意見を述べる機会が少なすぎる・お客様に喜んでもらえる、達成感のある、信頼関係のある事務所・コミュニケーションがとれ、仕事の割合の均等化のある事務所等
Q生駒会計で仕事をしてきて、今日まで嬉しかったこと
Aお客様に喜んでもらえたこと・できそうにもない仕事を何とかやったこと・お客様から「ありがとう」と言われたとき・初めて決算が出来たこと・周囲の人が親切に接してくれること・お客様のお役に立てたとき・信頼してくれて、仕事を任せてくれていること等
 私が驚いたことは、27年前、ネッツトヨタ南国で横田社長が行われたアンケート結果とほぼ同じで、給料が少ない、残業が多いという意見は少数で、スタッフは、「やりがい」「達成感」「働きやすさ」を求めているのだとつくづく感じた次第です。

初版 2008/11/13 20:16

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