No.23

「世界の年金制度」 遠藤 大 2003年12月  2004/9/2211:03


今月はいつもと視点を変えて世界の年金はどのようになっているのか、日本との違いをピックアップしてみます。
 まずアメリカは、確定給付型年金と確定拠出型年金があります。確定給付型年金は予め退職後受け取る年金額が確定しているもの、確定拠出型年金は掛け金額の運用を自らが行いその成果によって給付額が変動するものです。401Kプランはその代表的な制度で内国歳入法(アメリカの税法)に準拠しており税制面での優遇があります。
 次にイギリスは基礎年金と付加年金の2つがあります。基礎年金は日本と同様で全国民対象で定額給付になっており、一方付加年金は被用者を対象としており給付は加入期間に応じて支給されます。給付水準の低下は日本と同じでイギリスでも避け難い問題になっており、ブレア政権が付加年金廃止、公的基礎年金と公的第二年金の創設を目指しています。
 最後にオーストラリアは、国から給付される老齢年金(ペンション)と会社や個人によって積み立てられた退職年金(スーパーアニュエーション)があります。老齢年金は単身者で平均所得の25%、夫婦で40%支給され、しかも隔週で支給されるそうです。

社会保険担当  監査第二課長 遠藤 大

初版 2004/9/22 11:03

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