No.265

「人事屋が書いた経理の本」とマネジメントゲーム」 所長 生駒学  2010/8/3115:42


「人事屋が書いた経理の本」というのをご存知でしょうか?この本を知っている方は、ちょっとした経理通だと思います。
さて、この本が、なぜ、伝説の書かと言いますと、初版は、1978年7月5日、何と今から32年前、私が手にしているのは、2006年3月31日第141刷版です。経理関係の本で141刷というのは、ちょっと驚きです。
アマゾンでの書評を少し紹介してみましょう。
「経理を分かりたい人の古典的名著 目からウロコの本、経理の専門家ではない人、人事屋が書いた本だからこそ、素人が苦しむ点など分かった上で、ツボを押さえた解説ができている」「私が勤めておりました京都の超優良半導体企業の新入社員のテキストにもずっと使っておりました」「数年前に上司にすすめられて読みました。こんな本が遠い昔にでていたというのがスゴイ!」「この本に気がついたのは今を去ること25年前になります。いま読み返していまもって輝きを失わない本であるということは珍しいことです」「企業では、よく社員教育用に使われる本です。何よりも解りやすく、かつ実用性に富んでいるところが魅力です」等々・・・。
この本は、協和発酵工業株式会社の人事部教育課の社員三人による共同著書で、それをMG(マネジメントゲーム)の開発者である西順一郎先生が監修しました。元々、同社が、全社員に対して、研修プログラムの一環として、MG研修を導入したところ、人事部の社員が作成した講義マニュアルが、研修生仲間に広まって、是非分けてほしいということになり、出版にいたった経緯です。
すなわち、私たちが、いつも目にしている損益計算書や貸借対照表、皆様が学校で習った簿記は、「制度会計」に基づいていますが、会社の経営を分析するには、「管理会計」の技法を導入しなければ非常に分かりづらいです。それを、平易に説明してくれているのが、この古典的名著と言われる「人事屋が書いた経理の本」です。ぜひ、皆様も、一読されることをお薦めします。また、この本を書くきっかけとなったMGも一度体験するのも面白いかと思います。私の事務所も数年前、MGの体験研修を行っていましたが、「再開するのもいいかな」と、この本を読み返して思いが強くなりました。

初版 2010/8/31 15:40

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