『祖母と取扱説明書』
祖母が安全アシスト車を購入しました。祖母はCDを借りてきて「録音してほしい」とルンルンで言ってきました。「今はCDでダビングできなくて、携帯から繋げて曲を聴くよ」と答え、しょんぼり顔の祖母に「ごめんね…」しか言えませんでした。
翌週、祖母を訪ねて驚きました。祖母の車からBTSの“ダイナマイト” が流れてきて「好きだから入れた」と言います。結果、車の取扱説明書を読んだとのこと。車には曲の録音機能があったようです。説明書を読んで、自力でできることから始めようとする祖母に尊敬したと同時に、車によって機能は様々なのに固定概念で判断したことを反省しました。初心に戻って物事を捉える大切さを改めて実感した瞬間でした。