スタッフコラム

「最近の相撲人気の低迷について」

私は自他ともに認める相撲ファンです。自らも小学校時分、校内の相撲大会で優勝し、大学時代も体育祭で「相撲バトル」なる競技で準優勝しました。人生が幾度かあれば角界に入門してみたいとも思っています。
思い返せば若貴時代の終焉とともに相撲人気の低迷が続いています。客席は空席が目立ち、いつのまにか大相撲ダイジェストもなくなってしまいました。原因は色々あるでしょうが一つにはスター性をもった力士がいなくなったことが挙げられます。若貴はご存知の通り、叔父を土俵の鬼といわれた初代若乃花、父を昭和の名大関貴ノ花にもつ角界のサラブレットで、入門時から非常に注目をあび、それに見合う活躍もし、出世街道をばく進しました。
もう一つは大関陣の不甲斐無さがあげられます。先場所の魁皇などがいい例で、見事にファンの期待を裏切る結果となってしまいました。以前より関脇が元気な場所は土俵が盛り上がると言われますが、それは強い横綱、大関が存在し、彼らを倒し、波瀾を起こさせるからおもしろくなるのです。現在のようにいつ負けても不思議でない大関が何人いたところで面白くはなりません。しかも、横綱にはモンゴル出身の朝青龍。しかもこれが、弱い大関を押しのけて独壇場。私の持論では横綱は本来、日本人が務めるべきであり、心・技・体のすべてにおいて範を垂れなければなりません。相撲は単なる勝った負けたの競技とは異なり、日本古来の伝統と格式が備わった神事としての側面を持っています。横綱の奉納土俵入りや横綱自体が白い横綱に四手を下げている事からして動く御神体としての性格を帯びています。また、横綱昇進の必要要件に心・技・体に優れている事というのがあり、これまであまり問題にされてこなかった「心」について、朝青龍の土俵内外におけるお粗末な行動が横綱審議委員会で問題視されたのは記憶に新しいところです。
一日も早く、心・技・体を兼ね備えた強く立派な日本人横綱が誕生し、相撲人気を盛り返す日が来る事を願っています。



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