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星野リゾートの教科書~サービスと利益 両立の法則~

 この本を宮脇書店で思わず買ってしまいました。本帯に「教科書通りにやってみよう!!」というキャプションにひかれたからです。星野リゾートという名前はよく聞きますが、星野佳路(よしはる)社長のことは全く知りません。ここで、星野リゾート、星野佳路社長のことを少しご紹介しましょう。

 星野佳路社長は、昭和35年生まれの58歳。長野県軽井沢町出身で、軽井沢の小学校を卒業後、慶應中学、高校、大学と慶應ボーイ。大学卒業後、米国のコーネル大学ホテル経営大学院で修士課程を終了されています。その後、ホテルや銀行勤務後、平成3年に父親に呼び戻されて星野温泉に入社しました。そして、同年株式会社星野リゾート4代目社長に就任しました。星野社長が4代目社長に就任した当時は軽井沢だけで温泉旅館を営む一中小企業でした。それが、ここ10年のうちに、全国でリゾート施設を展開する企業へ変身を遂げました。その経営哲学が「教科書通り」なのです。すなわち、一流の経営学者が緻密な研究によって導き出した理論に基づいて考え抜き、確信をもってビジネスを展開する。

 私を含め多くの経営者は、経営学なんて、机上の空論、大企業向きと一蹴にしませんか?また、経営は「勘や」とうそぶいていませんか?勘も非常に大事だと思います。でも、勘は勘なのです。当たるも八卦、当たらぬも八卦。星野社長はこう書いています。「囲碁や将棋の世界に定石があるのと同じように、教科書に書かれている理論は『経営の定石』である。何も知らないで経営するのと、定石を知って経営するのでは、おのずと正しい判断の確率に差がでる。それは、会社の長期的な業績に直結するはずだ」

 ウーン、正しくその通り。星野社長の言う「教科書」は、書店に平積みになっている本ではなく、新刊本でもなく、本棚に1冊ずつだけ置いてある本。そういう本は流行を乗り越えて、体系化され、定石として一般的に認知されている古典的な理論、そういう古典的な理論にこそ経営に役立つメッセージがあると説きます。

 すべからく多くの経営者はビクビク、ドキドキしながら経営しています。また、専門的に経営学を学んだことはなく、自分の経験と勘で経営判断を下していきます。当然、上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。私は、この本を読んで、星野社長がこの本の中で紹介している本を全部読んでみたいと思いましたし、また、ぜひ、星野社長の肉声も聞いてみたいと思いました。

星野リゾート 軽井沢アンブレラスカイ

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