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私は財政破綻論者です。

先日、新潮社から出版された「日本迷走の原点 バブル」という本を買いました。私は、「バブル」、「バブル崩壊」に以前より関心があって、当時、何冊か本を読み漁りました。イ・アイ・イ・インタ-ナショナル(以下EIEという)の高橋治則、大阪千日前の料亭「恵川」の女将「尾上縫」等のバブルスターが連日、新聞、TV等のマスコミをにぎわしていました。高橋治則は、1980年代のはじめに買った3億円のビルが、あっという間に10倍に跳ね上がり、10年もかからないうちに、1兆5千億円もの不動産投資に拡大しました。日本長期信用銀行の巨額融資を支援に、プライベートジェットで海外のゴルフ場やリゾートホテルを買い漁っていた誇らしげな姿がまだ目に焼きついています。しかし、慶応ボーイ高橋治則率いるEIE、エリート集団の長銀も1990年バブル崩壊後、ほどなく表舞台から消えてしまいました。また、大阪では、一介の料理屋の女将に1兆円を越える融資をした超エリート集団の日本興業銀行等、神がかり状態の尾上縫の「上がるぞよ」「まだ早いぞよ」というお告げに一喜一憂し、尾上縫との取引が成功モデルとみなされ、興銀の頭取夫妻も料亭「恵川」で数回にわたり、酒食を共にしました。
「何が彼らをそうさせたのか?」主役二人は、バブル崩壊後、いずれも詐欺罪等で有罪になり投獄され、現在は鬼籍に入っています。また、長銀と同じように興銀も期を同じくして消滅してしまいました。東京、大阪の大都市だけの話ではありません。高松市も、1992年高松市の最高路線価は兵庫町中央通り445万円/㎡、1坪約1,468万円、2016年現在、兵庫町中央通は29.5万円/㎡、1坪約97万円、なんと15分の1になってしまいました。これが現実です。バブル期どう言われていたか?「日本は島国なので土地は下がらない」いわゆる土地神話です。国民のみならず、経済学者、大蔵省、金融機関も信じきっていた。「株価が急落しても、土地は下がらない・・・。」


故 高橋治則氏

今、どこかで同じようなことを聞きませんか?「日本の国債は国内で消費しているから暴落しない」本当でしょうか?私は、一介の税理士ですので、マクロ経済はわかりませんが、
財務省のHPに「我が国財政を家計にたとえたら」というコラムが出ています。月収50万円の給与収入に対して、毎月30万円の借金を繰り返しています。それで、月80万円の家計支出を賄っています。ローン残高は8,400万円・・・。 会社、家計で考えたら当然破綻です。
日本経済新聞2016年8月14日付に「国際通貨基金(IMF)の統計によると日本の国内総生産(GDP)に対する債務残高は249%でギリシャの178%を大きく上回る。第二次世界大戦中の44年の204%より高く、古今東西見回しても46年の英国の270%に匹敵し、大戦でもないのに史上最悪に近い」これでも「日本」は大丈夫だといえるのでしょうか?
慶応義塾の始祖福沢諭吉はこう語っています。
「およそ何が怖いと言っても、暗殺は別として、借金ぐらい怖いものはない」



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