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残業問題にモノ申す



永守重信会長

いつからでしょうか?残業問題が大きくクローズアップされてきたのは。最近は、プレミアムフライデーとか言って「月末の金曜日は午後3時で仕事を終えよう」とアナウンスされています。中小企業の経営者から考えたら、「何じゃ、これは!」と叫びたくなります。
私の労働時間に対する考え方はこうです。「人より成功したい、人より経済的にいい暮らしがしたい」と思うのであれば、人より長時間仕事をしなければなりません。それが、原理原則です。当然、長時間仕事をすることによって犠牲にしなければいけないこともあるでしょう。しかし、それは仕方のないことです。成功者は皆こうおっしゃいます。「何を犠牲にできるかだ!」
さて、社長一人叫んでも、世の中の流れは、残業時間の削減です。この流れに棹(さお)をさすことはできません。「ゆとり世代」以降は、「給料はほどほどでいいから、プライベートの時間が多い会社がいい」。2016年のマイナビ新入社員意識調査では過去最高の56.3%、過去6年間で13%以上も増加しています。
最近、私が、驚いたのは、日本電産が「残業ゼロへ1,000億円投資する」という記事が大きく出ていました。日本電産の永守重信会長と言えば、「元旦の午前中しか休まない」、「人の倍働け」と超モーレツ社長として名前を馳せています。その社長が、優秀な人材確保のためには働き方を抜本的に変える必要があるとして、2020年までに1,000億円を投資して、国内従業員約1万人の残業をゼロにする方針を打ち立てました。世の中は変わります。


経営者、幹部役員は仕方ありませんが、一般社員にまで長時間労働を強いることはもはや会社の存続を危うくします。私どもの事務所も職業柄残業が多くなる職場でした。繁忙期になれば、22時、23時も当たり前、時には午前様になることも珍しくありませんでした。平成26年秋、中堅幹部社員が4名、退職依願に来ました。中堅幹部社員です。新人ではありません。この時ばかりは、迫りくる年末調整、年明けから始まる確定申告、仕事が終わるかどうか、不安で寝つかれなかったことを覚えています。
そして、急遽、平成27年から残業削減を最重要課題にしました。その中で一番効果があったのは、「時間が来たら電源をシャットダウン」。私の事務所は、リーダーが交替で、シャットダウン当番になり、繁忙期は20時30分、繁忙期以外は19時で電源OFFです。最初は仕事が終わるか不安でしたが、アラ不思議何とかなるものです。当然、仕事量は減りませんので、朝型生活を推奨したり、朝礼、掃除の時間を短縮したり、繁忙期の夜食も禁止にしました。社員にも概ね好評です。是非、取り組んでみてください。
ただ、経営者は、やはり、「人の倍働け」です。私も、平日は午前5時出社、土日も丸一日ではありませんが、休まず仕事をしています。でも、中小企業の社長は宿命と思って受け入れなければなりません。私は、成功する秘訣は長時間労働だと今も思っています。



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