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稲盛流コンパ(上)~最強組織をつくる究極の飲み会~

さて、稲盛和夫会長と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?京セラ創業者、JAL再建人・・・稲盛会長の著書をお読みになった方は京セラフィロソフィ(哲学)、アメーバ経営が思い浮かぶ方もいらっしゃると思います。実はもうひとつあります。コンパ(飲み会)です。「稲盛流コンパ」の著者は、稲盛和夫会長にインタビューをすると、必ずと言っていいほどコンパの話が登場すると書いています。稲盛会長曰く、「京セラの創業期には、コンパを繰り返すことで従業員の心を一つにしました」「日本航空の再建過程では、1,000円の会費を集めて、しょっちゅうコンパをしました」この本を読んでよくわかりました。京セラのコンパはただの飲み会ではありません。どうみてもアルコールが入った社内会議です。本社にある100畳敷きの和室(全国の主要な事業所には和室があります)に鍋を囲んで車座でコンパをするのです。したがって、司会進行役がいて、タイムスケジュールがあり、テーマがあり、議事録があり、総括があります。どうですか?皆様、アルコールが入った社内会議できますか?私は自信がありません。(導入企業の進め方を添付)また、コンパは全員参加が原則です。欠席を申し出る人がいたなら、リーダーが強引に誘ってでも、時には叱りつけてでも全員参加に持ち込みます。京セラではコンパはもちろん、すべての催しで全員参加を求めています。




コンパの最後に肩を組んで社歌を歌う稲盛和夫会長(右から4人目)。1980年代初頭の写真

稲盛会長は言います。
「従業員みんなが参加できるような場をつくろうと、コンパをする、運動会をする、社員旅行をする、慰労会をするといったような懇親の場づくりに気を配ってきました。・・・(中略)・・・私はどのような催しであれ、全員参加でなければ意味がない、ただの遊びで集まってくれと言っているのではなく、一緒にそういう雰囲気を味わうことが大事なのだと言って、すべての催しは『全員参加』を鉄則にしました」
私は、この本を読んで考えました。
「(会社の)酒席においては、社長や役職上位の人が威張り、また、私みたいに声の大きい人やガンガン飲む人や食べる人、騒ぐ人が主役になり、アルコールが全く飲めない人、大人しい人は酒席の隅においやられる傾向がありませんか?また、酔っ払いは、好き勝手しますので、飲めない人は冷ややかな目でみるしかない。したがって、『面白くない、参加したくない』」ということになるのではないでしょうか?」(続く)



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