最新情報

経営者や幹部はほんとうはつらい人 by土光敏夫


大坂塾東京

故 土光敏夫氏

「めざしの土光さん」をご存じの方はそれなりの年齢の方です。
土光敏夫氏、1981年(昭和56年)に鈴木善幸首相、中曽根康弘行政管理庁長官に請われて第二次臨時行政調査会長に就任し、行政改革の旗振り役として先頭に立っていました。ここで、土光敏夫氏の略歴をご紹介しましょう。
土光敏夫氏は1896年(明治29年)岡山市生まれ。1920年東京高等工業学校(現.・東京工業大学)卒業後、石川島造船所(現IHI)入社、その後、社長、会長を歴任して、1962年東京芝浦電気(現東芝)社長、会長を歴任後、経団連会長、1981年臨時行政調査会会長等に就任、1988年逝去。享年91歳。
一言で言えば、財界の超偉もんさんです。我々とは全く違います。その超偉もんさんが、めざしと玄米を食べて、質素な家に住んで、公用車は使わず、バスと電車で通勤していると聞けば、やはり、人々は心を動かします。




土光邸

少し古いですが、その土光さんを取り上げた本が2011年文芸春秋から出版されました。タイトルは「清貧と復興」、その本の中で、私が覚えている文章があります。
「私はだれかを重役に推薦するとき、あらかじめ本人をよんで、家庭を犠牲にするくらいの覚悟があるかどうか奥さんとよく相談してほしいと、1~2週間の猶予を与えることにしている」こう書いていました。
「何を前近代的なことを!」とおっしゃる方も多いと思います。でも世界的ベストセラー『「原因」と「結果」の法則』のジェームズ・アレンもこう書いています。「成功を手にできないでいる人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。人間は、もし成功を願うならば、それ相当の自己犠牲を払わなくてはなりません」
どうでしょうか?給料は多いほうがいい、休みも多いほうがいい、残業も少ないほうがいい、皆そう思っています。でも、神様は、何かを差し出さないと何も与えてくれません。中には、スーパーマンもいて、仕事も家庭も遊びも100%と言う方もいらっしゃるでしょう。でも、それは、ごくごく一部だと思ったほうが間違いありません。
我々、経営者は、一般社員にまで、以前のような長時間労働を求めることはできません。ブラック企業と揶揄されて社会から追放されるか、社員に愛想をつかされるかです。ただ、経営者、経営幹部の皆様は、早出残業、休日出勤も宿命と腹をくくらないと会社がもちません。経営者、経営幹部はほんとうはつらい人なのです。



このページの先頭へ

生駒学税理士事務所

0120-946-216

上記電話番号をタップすると発信します。
お電話の際、「ホームページを見た」と
お伝え下さい。

閉じる