『2014年2月6日澤田秀雄(HIS代表取締役会長)講演録atベルサール汐留』

昨年、澤田秀雄著「運をつかむ技術~18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密」を読んで以来、「ナマ」のお話をぜひ聞きたいと思っていました。よく、「願いは叶う」と言いますが、突如、M&A会社から上場記念として、澤田秀雄氏の講演会の招待メールが届きました。
満を持して行って来ました。2014年2月6日(木)東京銀座、ベルサール汐留。遠めでしたが、顔はデカイ(面積的に)!開口一番、ハウステンボスの再建に取り組んだ理由は、佐世保市長や地元の熱意、それと、高い山があれば登ってみたくなるベンチャースピリッツ。澤田社長は、これまでにも共立証券、しなの鉄道、モンゴル銀行等10社程の再建を手がけています。しかし、ハウステンボスは、社内、知人、すべて反対。それを押し切って、単身ハウステンボスのホテルに泊り込み再建に取り組みました。その前準備として、地元行政、九州財界、金融機関の全面支援を取り付け、実質借入金ゼロでスタートしました。すなわち、単年度で黒字になれば破綻することはありません。確か、HISも無借金経営とおっしゃっていました。そして、こう豪語しました。「どんな会社も黒字になる」、「やり方次第で黒字になる」
しかし、ハウステンボスの再建は困難を極めました。18年間の赤字の文化を変えなければならない、優秀な人は辞めてしまっている。まず、社員に「志」と「夢」を語り、そして、黒字にするために、第一に掃除をすること、第二に明るく元気に振舞うこと、第三に売上20%増、経費20%減をお願いしました。
澤田社長は言いました。発展している会社の共通点はキレイである。「きれいな会社」、「きれいな工場」、「きれいなオフィス」、そして、「失意泰然」失敗した時こそ、元気に振舞いなさい。その方が立ち直りが早い。自信をなくした店長や経営者は使いものにならない。企業に大事なことは、チャレンジすること、チャレンジしない会社は退化していく。しかし、過ぎたるチャレンジは会社をつぶす、世界一のコダックはつぶれた。また、企業は、オンリーワンでなければ利益はでないし、キャッチ(わかりやすいキャッチフレーズ)がないと人は手を出さない。
1時間の講演会でしたが、世の中にこんな人はいるのかなというエネルギーを感じました。最後にハウステンボスの再建のDVDが流れるのですが、男性係員がメリーゴーランドに合わせて、自己流のぎこちない踊りで、お客様を楽しませようとする姿、澤田スピリッツが社員に浸透しているのが良くわかります。今年の社員旅行はハウステンボスに決まりです。












