「餃子と高級フレンチではどちらが儲かる?」

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「餃子屋と高級フレンチ」は、会計士の林總先生が書いた本のタイトルで、ダイヤモンド社からでています。非常に分りやすい本で管理会計を勉強するには、おすすめの本だと思います。ちなみに、漫画本としてもでています。さて、餃子屋と高級フレンチはどちらが儲かると思いますか?ちょっと、お店のドアをあけて下さい。
餃子屋、プーンと餃子の匂い、一皿200円(6ケ)、ぶっきらぼうな学生アルバイト、店の中は、お世辞にもきれいではない、床は油で滑っている、餃子のタレは、セルフサービス、コップはセルロイド、大声で飛びかう「ギョウザ、リャン!」
一方、高級フレンチ店(コースお一人様1万円)、高層ビルの最上階、黒服のウエイターのお出迎え、テーブルに花、窓からは光り輝く夜景、BGMはJAZZで最高の演出。白いテーブルクロスに、曇りのないグラス、光り輝くナイフ、フォークそしてお皿。
餃子屋が儲かる方法は、ただひとつ。数を売ること。餃子を一皿売って200円。したがって、1秒でも早く作って、回転を良くすること。そして、店の維持費(固定費)を抑えること。
一方、高級フレンチ店、ディナーは、一日、1テーブル1組。テーブル数に限りがあり、平日は満席にならない。したがって、客単価を高めない限り商売にならない。したがって、最高の演出でお客様をもてなす。そして、ソムリエが、恭しく、ワインリストから高級ワインをすすめる。食事以上にワインを贅沢に楽しんでいただく。
あらためて、売上は、P(価格)×Q(数量)で決定することを再認識させられます。
さて、あなたの会社は、価格を追及すべきか、数量を追及すべきか、一度良く考えてみましょう。それによって、経営戦略も変わってきます。












