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夢に日付を

「夢に日付を」
これは、ワタミ株式会社 代表取締役社長渡邉美樹・CEOの著書のタイトルです。渡邊美樹と聞いてもピンと来ない方が多いのではないでしょうか?
ワタミ株式会社は、以前、一度、ご紹介させていただいたことがあると思いますが、居酒屋「和民」を全国展開している会社です。現在、日本全国に500店舗。2008年に1,000店舗、2020年にグループ売上1兆円を目指している会社です。最近は、外食産業以外に、農業、医療、介護、教育事業にも取り組んでいます。時々、日曜の朝8時からの徳光さんのサンデーモーニングにもゲストとして出演しています。
ところで、渡邉美樹社長は、1959年生まれの47歳。明治大学を卒業後、会社経営に必要な財務や経理習得するために会計システムの会社に半年間勤めた後、運送会社で1年間働いて独立資金300万円を貯めて、1984年、24歳で(有)渡邉商会を設立、経営不振だった「つぼ八」の店を買い取り、FCオーナーとして起業し、飛躍的に売上を伸ばしました。1986年、27歳の時、株式会社ワタミ(現、ワタミ(株))を設立。2000年3月には東証一部上場を果たしました。そもそも、渡邉社長が事業を始めるきっかけは、小学校5年のとき、父親の経営する会社を清算したことから「大人になったら必ず社長になる」と決めたそうです。そして、24歳の時の夢が「10年で店頭公開、2000年に東証一部上場」というもので、店頭公開は、2年遅れですが、東証一部上場は計画通りに実現することができました。
渡邉社長は、言っています。
「大切なのは、自分の夢を書き出すこと、手帳に書き留めておくことです。そして、夢に日付をいれることです。・・・(中略)・・・ワタミの社員ならば、耳にタコができるくらい、この言葉を聞いてきたことでしょう。『夢は実現すべきもの。夢に日付を入れて、今日の行動から変えるところからはじめよう』・・・(中略)・・・しかし、『夢に日付を入れれば、必ず夢は、実現する』とは、言い切れません。逆に夢に日付を入れて、夢に向かって精一杯の努力をしなくても、社会的な成功を収めた人もたくさんいるでしょう。
ではなぜ、夢に日付を入れることが大切なのでしょうか。それは、『今日の行動を変える』ためにほかなりません。」
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスの言葉です。
「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。」
これは、星陵高校の部室に飾られており、松井秀喜選手の座右の銘とも言われています。そして、更に、誰かが、付け加えました。「運命が変われば、人生が変わる。」と

渡邉社長も影響を受けたとその著書の中で言っていますが、あの鉄鋼王のカーネギーがナポレオン・ヒル博士に成功ノウハウを体系化させました。その中で、ヒル博士は、「成功者に共通して見られる秘訣は、明確な目標を設定し、それを紙に書き出すことだ」と言っています。実際に目標を紙に書いている人は、5%、その上、毎日欠かさず何らかの形で行動している人は、3%。成功するか、しないかは、目標を紙に書くか書かないかの差でしかないとも言っています。
さあ、私達も夢に日付を入れて、公開をめざしますか?



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