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【会長の独り言】安心して下さい!やってますよ!byとにかく元気な生駒より(最終回) ~人生バラ色理論~

 「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり」徳川家康の遺訓と言われていますが、さすが、ええこと言いますね。確かに、家康公の言う通り、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。・・」かもしれませんが、それではあまりにも苦しすぎます。そこで、今回は生駒流「人生バラ色理論」を展開したいと思います。「お前な、何が人生バラ色理論や!能天気なことばかり言いやがって」とお叱りを受けることは重々承知していますが、少しだけ聞いてやって下さい。

 平成3年税理士事務所開設以来、多くの有名経営者等のお話を聞いたり、また、その著書や自己啓発本等も読んだりしてきましたが、ある時、ふと気づきました。皆さん、表現方法は違っているものの、おっしゃっていることは全く同じです。何も変わりません。一言で言えば「プラス思考」、「くよくよするな」、「なんとかなる」、「おがくずをひくな」、「他人と過去は変えられない」、「切に生きる」等等・・・。

 世の中、生きている限り悩みはつきものです。特に、経営者の方は会社が大きくなればなるほど悩みもつきません。理由は簡単です。自分一人の力ではどうにもならないからです。社員が数名の時は社員の気心もわかりますし、トップダウンで会社が動きましたが、社員数が多くなると、社員の協力、同意なくしては会社は機能しません。あの経営の神様、松下幸之助翁も「町工場で20名位の時が一番楽しかった」と書いていました。経営の神様も我々も同じです。

 さて、生駒流「人生バラ色理論」は、五日市剛先生の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」に影響されているかもしれません。嬉しいこと、楽しいことがあれば、「感謝します」。嫌なことがあったら、「ありがとう」。嫌なことがあったら「ありがとう」はおかしくない?と思われる方もいらっしゃると思いますが、嫌なことがあって眉間に皺をよせて生きても、できるだけ明るくやり過ごしても、物理的な時間の流れは同じです。何も変わりません。逆に、眉間に皺をよせていると人が寄ってきませんし、孤立してしまいます。中村天風先生は「こっちはあくまでも菩薩観音の気持ちで人生に生きなければ嘘よ。自分の気持ちの中をすさびたものにしてはいけない。」と書かれています。「心」と「体」は一体ですので、「心」がすさびたものになれば「体」もおかしくなります。そして、もうひとつ、苦痛や不快を味わっていても永遠には続きません。やがて過ぎ去っていきます。今までの我々の人生もそうでした。そのことを思い出せば少しは落ち着くことができます。一度しかない我々の人生をすさびたものにするのはもったいないです。簡単ではないですが、できるだけ能天気に生きましょう。人生バラ色理論を唱えましょう。

   成功の実現と胃薬

気分が良くなるのであれば、辛抱せずに、友人、知人、奥様、ご主人様、お医者様やお薬、自己啓発本等にも頼りましょう。私はいつも中村天風述「成功の実現」と胃薬を常備しています。

 これからも嫌なこと、不快なことが発生するかと思いますが、その都度、都度、「人生バラ色理論」で乗り越えて行きたいと思います。(完)

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