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【所長の独り言】再考「時を守り、場を清め、礼を正す」by森信三

経営者の方であれば、どこかで聞いたことがある言葉だと思います。教育者森信三(しんぞう)先生の言葉です。戸籍上は「のぶぞう」と読みます。私は森信三先生の本を読んだこともなく、この言葉を知っている程度で恥ずかしいのですが、やはり、会社の発展はこれにつきるように思います。確かに、このコロナ禍においては、会社の業績は、時を守り、場を清め、礼を正してもどうにもなりません。ただ、このコロナウイルスも永遠不滅ではありません。恐らく、今年、来年には収束に向かうでしょう。また、向かってもらわなければ困ります。その収束期に、我々は社員ともう一度スクラムを組んで、会社の業績を回復させなければなりません。その時に社員の意識、行動の中に、「時を守り、場を清め、礼を正す」が根付いているか否かで勝負が決すると思います。

言うは易く行うは難し。「時を守り」とは、文字通り時間を守ること、「場を清め」とは、掃除をすること、「礼を正す」とは、挨拶や返事などをしっかり行い、礼儀正しく行動することです。私も経営者として、正社員は余裕をもって出社(私どもは定時の30分前出社を正社員に勧奨していますが、できない社員は出来ません)し、掃除も全員がテキパキすればいいですが、立ち話が目立ちます。また、全員が大きな声で挨拶や返事ができるようになればと毎朝、活力朝礼を取り入れています(繁忙期を除く)が、なかなかできません。もし、このあたりが完璧にできればすごい会計事務所になると思います。私も会計事務所の理想形を頭に描きますが、まだまだ道半ばです。

会社は会社と言う組織体です。会社は人が増えれば増えるほど成長したとも言えますが、人の数だけ個性があります。個性は重視すべきですが、会社と言う組織の中では強すぎる個性は逆に会社の足を引っ張ります。会社では個性よりも協調性、ベクトルを合わすことが重要だと思います。その合わす道具が経営理念、経営方針書であり、また、「時を守り、場を清め、礼を正す」という行動だと思います。

 時代を先取りするユニクロの柳井正社長でさえ著書の中でこう言い切っています。

「どこの会社でも同じだが、勤める個人個人は全部違う人間である。会社の規模が大きくなって人数が増えてくると、違った考え方の人が違ったやり方で仕事をやり始める。そうすると個々の仕事はよいかもしれないが、全体的にまとめるとバラバラで効率の悪い部分が出て来る。それをできるだけ少なくしたい。当社は中途採用の人が多く、それぞれ前の会社や今までの文化を引きずっていることが多い。それが、新しい発想を生むこともあるが、マイナスの点も見逃せない。我々は、こういう方針で経営をやりますという大前提を理解してもらわないと、一緒に仕事をすることはできないのだ。」

 さて、話は変わりますが、株式会社そうじの力の小早先生から毎月「そうじの力だより」が送られてきます。その中で雑誌「MAMOR(まもる)2020年12月号」の記事が目に留まりました。軍事の世界では、きれいな軍隊は強い軍隊と言われています。自衛隊では、新入隊員は最初の3か月間で行われる基礎教育中から、徹底して掃除と整理整頓を教え込まれます。その究極的な理由は、掃除は日本を守ること、すなわち、きれいな軍隊が強い軍隊だからです。それは会社に置き換えても同じことだと思います。記事を同封します。

 念のために、私は右でも左でもございません。ご安心下さい。

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