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【所長の独り言】決算書の基本と試算表の見方~超初級編、中級編、上級編~

 私の事務所は平成3年(1991年)11月に高松市番町のうどん屋の2Fの6坪からスタートしました。狭くて暗い階段を上り、事務机が3つとコンピュータ、4人掛けのテーブルが入るといっぱいで、かに歩きをしなければ身動きがとれない事務所でした。お客様はゼロ、パートの女性社員が一人。早いもので令和2年(2020年)で30期目になります。
会計事務所を経営してきて、私が一番思うことは、中小企業の社長は数字がわかっていない、わかっていない社長が多いということです。もう少し数字がわかっていれば、こういうお金の使い方はしなかったのではないか?また、健康を害するほど悩まなくて良かったのではないか?と考えてしまいます。そして、もうひとつわかったこと。数字にあかるい社長の方が業績を伸ばしているという現実があります。少しでも中小企業の社長、後継者に数字をわかっていただき、会社を良くしてもらいたくて「決算書の基本と試算表の見方」というセミナーを開催しています。
さて、今日は上級編から少し引用させていただきます。損益計算書の改善です。損益計算書の改善は、①売上を増やす、②変動費(仕入、材料費、外注費)を下げる、③固定費を下げるの三つの方法しかありません。その中で、一番取り組みやすいのが、固定費を下げる方法です。①、②については、お客様、取引先様がいますが、③については、内部改革です。そして、その固定費の中で、一番ウエイトを占めるのが人件費です。したがって、人件費の見直しは損益計算書の改善、経営の改善に欠かせないものになります。しかし、人件費の見直しと言っても、理由もなく、給料を下げたり、賞与をカットしたりしたら、社員のモチベーションは下がりますし、この人手不足の時代に大変なことになりかねません。
私が、まず見直しをしていただきたいのはパート社員の活用です。お客様と話していると、時々、「やはり正社員でないと仕事は任せられない」とお聞きしますが、本当にそうでしょうか?私の事務所を例に挙げさせていただきます。私の事務所は平成14年(2002年)当時は正社員は20名、パート社員は4名の24名でしたが、平成14年に師事している東京の古田土先生のお話を聞き、翌15年(2003年)には正社員は17名、パート社員は13名で30名、現在令和2年(2020年)には正社員40名、パート社員40名で合計80名という体制になっています。当時、会計事務所は、正社員が伝票入力をしたり、伝票整理、領収書の整理等をすることが一般的でしたが、正社員ができることをパート社員ができないわけがありません。パート社員は、元々銀行とか大手企業で働いていて、結婚、出産を機に家庭に入り、お子様が少し手を離れたから、もう一度仕事をしてみようという方が大半です。能力は変わりません。お子様のお迎え、学校行事、晩御飯の用意等時間がないだけです。そのあたりを会社が理解すれば何も問題ありません。逆に労働時間が短い分集中して仕事をしていただけます。最近、私の事務所は(小規模の会社ですが)パート社員が決算を組んだり、お客様訪問をすることができるようになりました。それは、私どもの事務所の生産性を向上させ、利益の増大につながっていると思っています。
元社員に聞きました。24時間営業のジョイフルは各店舗に正社員1名、あとはすべてパート社員で回しているそうです。皆様も是非パート社員の活用を考えてください。

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