代表社員の交代
生駒通信等でお知らせをしておりましたが、令和6年7月11日をもって創業者の生駒学が「相談役税理士」となり、新たに「元徳島税務署長の山本光則」が代表社員に就任いたしました。7月16日には5年ぶりに高松国際ホテルで経営計画発表会を開催し、新しい代表社員のお披露目をさせていただきました。
前身の生駒学税理士事務所は、平成3年11月7日に高松市番町にあるうどん屋の2階、6坪の事務所からスタートしました。開業して35期を迎えましたが、おかげ様で顧問数1000社、職員数90名の県下でも有数の会計事務所へと成長できました。これは一重に、創業者生駒学が、ひたむきに「仕事一筋」に「カリスマ性」を発揮して事務所を運営してきたからこその結果です。
これからは、代表社員の山本と力を合わせて事務所を運営してまいります。国税で培ったノウハウや人脈を最大限に発揮していただけると期待しております。
中小企業の置かれている環境は、かつてないほど厳しいものになっています。様々なコストが上昇していることはもちろんですが、多くの現場では人手が足りていません。優れた商品・サービスを創って、お客様に選んで頂くのはもちろんですが、同時に、現在の社員と未来の社員からも、会社が選ばれなければなりません。今まで以上に、会社と社員の未来像を示して、志を同じくする仲間を増やしてゆく必要性を感じています。生駒会計グループは、これからも、会計・財務、税務を通じてお客様に貢献してまいります。全員の質を高め、当たり前の基準を上げて一人一人が成長していく会社であり続けます。
私達を含めた中小企業にとって、最も重要なことは「勝ち残る」ことです。生き残るのではなく、勝ち残ることです。勝ち残るとは、なんとか生き永らえるという状態ではなく、多くの人が集まりその人々が幸せになる会社になることです。
事業承継で一番大切なことは、創業者の「理念」と「志」を受け継ぐことです。生駒学の経営理念と志とは、「四国で一番お客様から喜ばれる会社であり、そして何より社員とその家族が幸せになる」ことです。これから100年企業を目指して、全職員一丸となり前進し、生駒学から受け継いだ「たすき」を次の世代につなぎ続けます。今後も、社名を変えることなく「生駒学」の名前を残し続けます。
社長の努めは、社員第一主義(ES)により社員が働きがいのある仕事が出来る条件、環境を整えることです。社員の努めは、お客様第一主義(CS)により使命感(志)をもって仕事をすることです。お客様や関係者の方から、生駒学が相談役税理士になったけど「生駒会計は大丈夫だね」と安心していただけるように、山本代表社員と二人三脚で組織を運営してまいります。今回の事業承継が、中小企業の見本となることを目指してまいります。
日本の企業の内99.7%は中小企業です。これからも、生駒会計は中小企業で働く社員の方とその家族の幸せを実現するために、全職員一丸となって取り組んでまいります。
今後とも生駒会計グループを宜しくお願いします。