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地域でいちばんピカピカなホテルby株式会社川六 代表取締役社長 宝田 圭一

2019年7月5日 かがわ経済レポート様主催で「瀬戸内トップセミナー」が開催されました。講師はホテル川六の宝田圭一社長、5代目社長です。元々「川六」は明治10年創業の四国を代表する老舗旅館で、大正から昭和にかけては皇族御用達の旅館でもあり、また、吉川英治、大島渚等の著名人にも愛されていました。皆様ご存知のように、各地方の老舗旅館、老舗料亭は時代の変化とともに衰退していき、香川県もそうですが、料亭跡地には、分譲マンションが建っています。

その中で、株式会社川六は見事な業態転換を成し遂げました。その業態転換をした社長が宝田圭一社長(57歳)、宝田圭一社長は1962年兵庫県神戸市生まれ、香川大学経済学部卒業。製薬会社勤務後、1989年(27歳)の時に川六に入社します。宝田社長が川六に入社したのは、奥様の実家がホテル川六で、宝田社長が入社した1989年は瀬戸大橋特需で売上15億円、社員数120名の大所帯でした。しかし、瀬戸大橋ブームが去り、2000年代表取締役就任時は、赤字が慢性化していましたし、売上高も6億円まで激減していました。

宝田社長の選択肢は3つしかありません。①旅館を売却し廃業する。5億円の借金はチャラになります。②宿泊をやめて「宴会」に特化する。③ビジネスホテルに業態転換し「宿泊」に特化する。宝田社長は③の道を選択しました。ただ、ビジネスホテルに立て替えるには8億3千万円の予算が必要で、負債総額は13億3千万円になります。宝田社長決断の下、2002年老舗旅館(63室)から宿泊特化型ビジネスホテル(ホテル川六エルステージ高松、291室)として再生させました。

しかし、13億3千万円の借金です。待ったなしです。再建のために宝田社長が取った施策は以下の4つです。①「お客様アンケート」を実施しサービスに生かす。②経費削減(当然、社員も120名から10名に人員削減、料理人はいりません。社員の中には社長に殴りかかろうとした人もいます)③旅行代理店の依存をやめての直販。④「あいさつ、そうじ、でんわ」の徹底。なかでも、「あいさつ」「そうじ」「でんわ」を徹底したことによりホテルも社員もピカピカに光りだしました。そして、オープン2年半後には、部屋数が足りなくなる程、稼働率が上がりだしました。結果、ビジネスホテル業界の平均稼働率は60%程度ですが、川六グループは85%~90%の稼働率です。

旅館からの業態転換に成功した川六には、いくつもの再生案件が舞い込みます。愛媛県西条市の「エクストールイン西条駅前」はリニューアルしてわずか2ヶ月で稼働率80%を達成しました。社員は旧社員を引き継いでいます。何が変わったか「挨拶」「掃除」「電話」を徹底させ、社員を再生させたことです。今や、川六は、「エクストールイン」というブランドで熊本県に2館、愛媛県、山口県に各1館、川六エルステージ高松を合わせ5館(800室)を運営しています。会社経営でお悩みの社長、後継者の皆様、多くのヒントが得られます。是非、ご一読あれ、あさ出版から1,620円。

 

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