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実行力by橋下徹 ~結果を出す「仕組み」の作りかた~

 今回は、2019年5月29日にPHP新書から出版された橋下徹著「実行力~結果を出す「仕組み」の作りかた~」をご紹介したいと思います。私も皆様も同じだと思いますが、TVを通しての橋下先生しかご存知ないと思います。

 私は、今回、この本を読んであらためて橋下先生の凄さが良くわかりました。

 橋下先生が大阪府知事になったのが38歳、いきなり1万人の行政組織のトップです。橋下先生は行政経験もなければ、中間管理職の経験もありません。TVに出てくる茶髪の弁護士です。まして、幹部は全員50歳以上、しかもエリート意識が強く、プライドが高い。その後、42歳で大阪市長に就任、3万8千人の超巨大組織の長になりました。選挙戦は「大阪市役所をぶっ壊す!役人天国の大阪市役所!」と罵倒して戦いましたから、敵対モードでの大阪市役所ご入場です。その中で、橋下先生がどのようにして、組織を動かし、成果を出してきたのか?

 橋下先生は、「部下ができないこと」を実行するのがリーダーの役割として、マキャベリの君主論を引用して、「統治者は最初に衝撃的な大事業をおこなうべき」と語っています。

 その橋下先生が大阪市長に就任した時に、レッドブルという世界的な飲料品会社が大阪城でモトクロス大会を開催したいとの申し入れがありました。レッドブルは世界遺産のスフィンクス横や、ロシアの赤の広場等でモトクロスの競技大会を開催していて、大阪城では西の丸公園の芝生を全部剥がして、オートバイを走らせるという無茶苦茶な提案でした。大阪市文化財担当部局にとっては「聖地」であり、長年の市役所慣行、組織の常識として、イベントなんかあり得ません。まして、芝生を全部剥がしてのモトクロス大会なんて考えられません。当然、市役所職員のみならず、府庁の職員からも猛反対。できない理由のオンパレード。しかし、最終は橋下先生が松井知事とタッグを組み、開催を決定しました。 

 このイベントは、ロック音楽をガンガン流し、華やかな照明、そして、ビアガーデンも併設しました。結果、1万人を超える観客が来場し、ライトアップされた大阪城天守閣をバックにバイクが空高く飛び上がって回転する様子は圧巻だったそうです。当然、レッドブルは芝生を完璧に張り替えて庭園は見事に元通りです。イベント前は、市役所職員が「こんなこと、絶対にできない」、「無理に決まっている」と言っていましたが、イベント後は「市長、来年もイベントをやりましょう」と言ってきました。

 橋下先生は言います。「組織は口で言っても動かないが、何かを実現させるとメンバーの意識が劇的に変わります。道を拓くには行動しかありません。目の前の階段を上り続けるしかないのです。リーダーがメンバーを率いるには、口先人間になってはダメです。リーダーは目標の実現に向けて、一心不乱にチャレンジする姿を示し、実践する必要があるのです。それが組織のメンバー(部下)の共感を呼び、メンバーがついてきてくれるようになるのです」 

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