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歴史は繰り返す

 私どもが大変お世話になっている東京都江戸川区にある古田土会計事務所、平成14年に古田土会計のセミナーに参加して以来、現在も色々ご指導を受けています。昨年、その創業者である古田土満先生(67歳)が会長に退き、飯島彰仁(あきひと)氏(44歳)が代表取締役に就任しました。血縁関係はありません。先日7月19日に東京で飯島社長に「古田土先生はお元気ですか?」と聞いたところ、少し間をおいて、「ものすごく元気です」と大きな声で笑顔で答えてくれました。どの程度、事業承継が進んでいるのかは分かりませんが、確かに表舞台に出てくるのは飯島社長です。

 さて、毎月、古田土先生から、自筆でニュースレターを送っていただいていますが、令和元年7月号は、「無借金経営はバカな社長がすることか?(無借金経営は正しいのか)」というテーマでした。古田土先生は、「私は開業して今年で37年目になり、3,000社以上の中小企業を見てきましたが、無借金会社で廃業した会社はありましたが、倒産した会社は1社もありません。倒産した会社は借入過多の会社と支払手形を振り出している会社です」と書いています。私も全くその通りだと思います。(ニュースレター同封しています)

 確かに、著名な経営コンサルタントの先生が過激なタイトルで借金をすべきかのような本を書いていますが、過激なタイトルにした方が本の販売に結びつくので、あえて、そのようなタイトルにしていることもあると思います。我々は踊らされてはいけません。責任を取るのは我々社長です。コンサルタントの先生は責任を取ってくれません。

 一方、設備競争に負けたら、市場の中で生き残っていけません。また、出店計画にブレーキをかけたら社員のモチベーションが下がるかもしれません。ただ、世の中、社長が頭の中で思い描いたようには動きません。予想を上回る数字なんか、そうそうでるものではありません。その場合に、経営が傾くような設備投資はやはり、経営者としては避けるべきでしょう。

 我々は、今から30年前、バブル崩壊期に学習しました。「上がったものは下がる」。当時のバブルの帝王、EIEインターナショナル(以下「EIE」)の高橋治則(ともはる)元社長、プライベートジェットで海外の不動産を買い漁り、わずか4年で1兆5千億円まで借金を膨らませた男は、1990年EIEが銀行管理会社になると1995年には背任容疑で逮捕されました。1998年EIEに乱脈融資をした日本長期信用銀行も経営破綻し、2000年EIEは事実上倒産。そのわずか5年後、2005年高橋治則元社長はくも膜下出血で59歳の人生を終えました。高橋治則元社長もある意味、時代の犠牲者です。

 最近もよく似たことがありませんでしたか?スルガ銀行の「かぼちゃの馬車」融資問題、当時の森金融庁長官が「地銀のお手本」と高く評価していた銀行です。倒産した日本長期信用銀行だって元々超エリート集団です。この10月に消費税増税があります。また、来年は東京オリンピックが終わります。相当の景気後退が予想されています。我々は、景気後退に向けての準備をしなければいけません。景気後退しなければ儲けものです。ただ、郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのも全て社長の責任になることを忘れてはいけません。

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