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【代表の独り言】「備えは重要です」

 私事ですが、先日、8日ばかり入院してしまいました。

 医者いわく原因はわからないそうなのですが、極度の貧血になり立っているのもやっとという状況でしたので、緊急入院となった次第です。

 とはいえ、内視鏡で確認しても特段、病変はみつからず、とりあえず薬剤投与と24時間点滴で様子を見ることとなりました。そうこうするうちに2日目を過ぎると、ほぼすっかり元の通りに回復してしまい、そうなると、お腹はすくわ、1日中暇だわ、1日も早く帰りたいばっかりに医者に直談判する日々で、きっと要注意入院患者の1人にカウントされたことだろうと思います。

 私の方はそのような状況でしたが、一方、職場の方は大変だったようで「たった1人が抜けたくらいなら誰かが肩代りしてくれるだろう」くらいに思っていましたが、どうもそう簡単ではなかったらしく、弊社の税理士全員で協議し、誰がどのように私の仕事を担当するのか議論に議論を重ねて分担して乗り切ってくれたようでした。迷惑をかけましたし、無事、乗り切ってくれたことを感謝せずにはいられませんでした。

 さらに職員には余計な心配をかけてしまい、「健康でいることが一番重要だな」と今更ながら反省することしきりでした。

緊急レスキューチームの不敵な面々

 私の場合は、幸いにも税理士という特殊な職種であるのも手伝って、同じ税理士仲間が代りに仕事を分担してやってくれることが可能でしたが、日ごろから私だけしかわからない、いわばブラックボックス化した仕事ばかりをしていたら、きっとどこからどのように手をつけたらいいのかさえ誰もわからない状況になっていたのではないでしょうか。そう考えると背筋が寒くなる思いがしました。

健康を過信して「私だけは大丈夫」とタカをくくっていた自分が恥ずかしく、人間、いつどうなるかわからないので、仕事は常に見える化しておくことの重要性と、いざという時の仕事の承継体制を作っておく必要性を強く感じざるを得ませんでした。

 翻って、これは私だけの問題ではなく、等しく、中小企業の経営者様にも共通することなのではと思います。特に、スタートアップから立ち上げた経営者様など、何から何まで実質ワンオペという社長様も多いと思います。また、「そろそろ事業承継を」と思っておられる経営者様で、経営の実権を握ったままの社長様も多いと思います。そのような方々が、私と同じ状況になった際に、はたしてご自身の仕事の肩代りをしてくれる方はいますでしょうか。また、そのような事態を見据えて、ご自身の仕事は常に見える化していますでしょうか。

 とりわけ昨今、事業承継を行いたいという経営者様からのニーズが増えておりますが、いざ承継を行ったものの「私だけしかやれない」と変な理屈をつけて、ブラックボックス化した仕事のやり方を社長ご自身が続けていますと、形式的な承継はできたとしても、実質的な承継がうまくいかず、やがては会社の業績に大いに悪影響を与えるということにもなりかねません。

 そうならないためにも、権限移譲を行う、いざという時の緊急対応要領を定めておく、自身の仕事の透明性を高めておくなど、今から備えておくことは多々あります。

 過信は禁物ですし、備えは重要です。

 私自身の経験則から皆様にはこのことをお伝えしたいと思う次第です。

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