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【代表の独り言】「働くことの意味や目的は?そりゃあ・・でもね・・」

 生駒会計の山本です。

 「働くことの意味や目的とは何でしょう」と聞かれたら皆さんは何と答えますか?
 生活のため、生きがいだから、中には社会のためなど、それぞれかと思います。
では正解は、全部です。
 これが外国であれば、ほぼほぼ生活のため、家族のため、自分のため、というようなことに集約されていきます。
といいますか、そのような事を考えることすらないというのが正解かもしれません。
 働くことの意味や目的を常に考えるのは我々日本人の特徴のようです。

 私も「(お客様のために、社会に役立つように)などと、何をきれいごとを言っているんだ」と思ってましたが、実際、意識、無意識に目的や意味を考えて仕事をしてるんですね。
 例えば「もうすぐ5時が来るけど、あとちょっとできりがつくからもうちょっとだけやって帰ろう」とか「これやりたくないな、でも誰かがやらないといけないから仕方ないな」とか「こんなこと何に役立つんだ、でもお客様のためにはやらないと仕方ないな」とか思いながら、結局やってしまっている自分がいるわけです。
 何でこんなことを考えながらやっているのか、理由を問われると「だってそれが自分の仕事だから」とほとんどの方が答えますよね。

 しかし本来、仕事というのは会社等のためにやるのであって「社会のため」というのはその結果論にすぎません。最初から「社会のため」なんかにやっているのではなく、利益のためにやっているのであり、ましてや会社等から与えられた仕事であって、それをたまたま自分がやっているだけで自分自身の仕事ではないですよね。

 じゃあ何で我々は自分の仕事と思ってしまうんでしょう。

 それは「(日本社会の一員としてそうあるべき)と刷り込まれているにすぎない」と言うと身も蓋もないことですが。 されどです。そうであるからこそ、我々は仕事を通じて生きがいややりがい、社会への帰属、ひいては人生の目的までも見出していくことができるわけです。

 常に「自分や家族が生きるための手段」と思って仕事をするのと「自分の仕事がやがて自分の人生を豊かにし、社会にもいつかは役に立つ。それが自分に与えられた使命だ」と思って仕事をするのと、どちらが素晴らしいでしょうか。
 後者に決まってます。

 だから我々は、与えられた仕事を常に自分の仕事ととらえ、しかも、その仕事はいつか誰かの役に立つと信じて、完璧な形でやり遂げようと努力をするわけです。
 時にはそれが行き過ぎて過度な残業や過労死などとなったりしますし、だからこそ働き方改革が起こっているわけですが「自分の仕事がある、仕事ができることで自分と家族がある」という発想は何ら恥じることはないと思います。
 これこそ日本人の矜持であり、日本人を形作ってきたものの一つであることは間違いないことです。

 翻って、生駒会計では、職員のほぼ全員がこのような日本人の矜持を持った者であり、与えられた仕事は常に自分の仕事と認識して仕事をしていただいており、本当にありがたい限りです。
 一方、生駒会計では、次代にも適合できる体制造りの一環として「残業を極力なくそう、休暇を取ろう」という掛け声のもと、働き方改革を積極的に推進しています。
 しかし中には、仕事を優先するあまりなかなか順調とはいかない方もいます。
 このような職員へも働き方改革を推進することは、りっぱな自分の仕事の一つであり、ひいては会社のため、社会にも寄与していくものであることを説明していくことで、やがては理解が得られるものと信じています。
 そして、これら取組を各人が完遂することを通じて、新たな仕事のやりがいを持ち、働くことの意義を見出してもらうことが、生駒会計の働き方改革なのではないかと思う次第です。

 働き方改革を何でやるの?だってそれが私の仕事だし、私の目的だから・・・

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