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【代表の独り言】「皆さんが最近はまっていることはありますか」

 皆さんが最近はまっていることはありますか?
 私は、というより、我が家では「阿波踊り」に毎年はまっています。
 前職の最後に徳島に勤務したということもありますが、一度妻を連れていったら、最初に妻がはまってしまい、毎年ほぼ全日程(8月12~15日)を鑑賞するようになりました。

 どうも推し活ならぬ推し連が妻にはあるらしく、その連をおっかけるように演舞場巡りをやっています。
 しくその伝統、伝承を眼前で体現することで、ある種のすごみを感じることができ、そしてそれが、またこの場に来たいという中毒性を発現するのではないかと思います。

 私自身は、最初は本当につきあいで行っていたのですが、やはり普段はほとんど人を見かけない市内に人があふれかえる中、「阿波よしこの」のお囃子が町中に流れ、皆が笑顔で狂ったように踊り歩いている、本当に異様というかちょっと不気味な雰囲気に圧倒されるうちに、だんだんと阿波踊り中毒にはまっていったというのが実状です。
 このように、何の興味もなかった私までもがはまるなど、阿波踊りには本当に独特の中毒性があります。行くと危険ですから良い子はうかつに手を出さない方がいいかもしれせん。
 よさこいなど他にもいろいろ見にいきましたが、何だか我が家には阿波踊りが一番合っていたようです。
 女性はゆかたに編み笠と下駄、男性はゆかたの着流しに白足袋という統一感のある衣装と集団美、同じリズムでありながら演出が連によって全く異なる構成など、やはり四百年を超える伝統はだてではないと唸ってしまいます。
 何よりこの衣装で、普段はイケてない方でも女性は誰でもきれいに見えますし、男性は誰でもイケメンに見えるかも?
 さて「この中毒性ともいえるものの正体は何かな」と考えた時に、やはり見せ方、演出に徹底的にこだわって、それを数百年かけて磨き上げ、現在もその磨きを続けていく愚直さにあると思います。

 まさしくその伝統、伝承を眼前で体現することで、ある種のすごみを感じることができ、そしてそれが、またこの場に来たいという中毒性を発現するのではないかと思います。
 サマーフェスなども、全員の一体感、高揚感に共通するものがありますが、阿波踊りの場合は街全体ですので、規模感は優っていますし、一過性か伝統・伝承かの違いもあるのではないでしょうか。
 このように伝統に根差したものにはある種のすごみが宿っており、それは他者では一朝一石にはまねできないものです。
 

 弊社は平成3年の生駒学税理士事務所創設からまだ35年も経っていない事務所で、他の事務所に比べてとりたてて伝統がある事務所とは言えません。
 ですが、この35年弱の間に、事業再生、金融交渉、相続、医業などの分野では、他の事務所が一朝一石では追従できない実力をつけてまいりました。
 とはいえ、伝統ある他事務所に比べますと、人脈や品位でありますとか、まだまだ伝統のすごみといった点ではかなわない点が多々あります。
 これは時が解決してくれるという問題ではなく、愚直に実力を磨き上げていってこそ得られるもので、その点では弊社はまだまだ「いまだ木鶏足り得ず」です。

 今後ともおごらず全員一丸となって精進することで、やがては「すごみ」がある事務所となっていけたらと思う今日このごろです。

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