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【会長の独り言】「経営方針発表会アーカイブ」

 令和2年、令和3年と2年連続で経営方針発表会は中止しました。皆様のご支援、ご協力の下、毎年11月に開催していましたが、今、考えるとよくできたものだと不思議に思います。11月と言えば、9月決算の申告月、3月決算の半期であり、会計事務所にとってはそれなりに忙しい月です。あらためて社員の協力に感謝、感謝です。

 さて、私どもが経営方針発表会を開催するようになったのは、平成19年に「古田土経営塾 事務所経営ノウハウ徹底指導(6ヶ月コース)」を受講してからですが、古田土先生より「会計事務所は経営理念、経営方針書を作成して、お客様をお呼びして経営方針発表会を開きなさい。そして、その重要性をお客様にお伝えしなさい」と教えられました。更に、発表会は副次的効果もあります。高校生が体育祭、文化祭を開催するような感じです。クラス(社内)に一体感が生まれます。曲がりなりにも生駒会計がここまで成長できた大きな要因のひとつだと思っています。

 それでは、過去の経営方針発表会を振り返ってみたいと思います。初めての発表会、平成19年第18期経営方針発表会は高松国際ホテルで古田土先生に基調講演をお願いして126名で開催しました。お客様に来ていただけるか不安だったことを昨日のことのように覚えています。そして、平成20年は忙しさを理由にして開催せず、翌平成21年は準備不足の中、急遽12月23日(祝)に香川県県民ホール大会議室「玉藻」で開催しました。反省しきりの発表会でした。何事も準備が大切です。平成22年は中村天風先生の教え「人生はこころひとつの置きどころ」、天風会の尾身幸次理事長、そして、平成23年は壱番屋(ココカレー)創業者の宗次徳二先生に基調講演をお願いしました。宗次先生には多くの事を教えていただきました。宗次先生は、孤児院から、3歳の時に養父母に引き取られ、極貧の中で幼少時代を育ちました。私が早朝出勤(午前4時)するのも宗次先生の教えです。「経営者はよそ見をせず、経営に身をささげるべき」。今も折々、励ましのお葉書をいただきます。平成24年大畑誠也先生、平成25年お好み焼きの千房創業者の中井政嗣先生、そして、平成26年は「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の五日市剛先生、嫌なことがあったら「ありがとう」、嬉しいことがあったら「感謝します」と自分に言うこと。心が温かくなれる、謙虚になれる、優しくなれる素敵なお話でした。

 そして、香川県を代表する経営者大坂靖彦先生に平成27年第26期経営方針発表会で基調講演をお願いしました。やはり、プロ経営者の凄さを感じました。私も含め多くの中小企業経営者は「経営者もどき」です。若手経営者のみならず、志ある青少年に是非聞いていただきたいと思います。「君の人生は君の描いた通りになる」。平成28年は齋藤泉先生、平成29年は大谷百合子先生、平成30年は中村文昭先生です。4つの鉄板ルール、「返事は0.2秒」「頼まれごとは試されごと」、「できない理由を言わない」、「そのうちと言わず、今できることをやる」世の中にこんな人がいるのかと言うほどの衝撃でした。

 そして、令和元年記念すべき第30期経営方針発表会は、元大阪府知事の橋下徹先生をお招きして、JRホテルクレメント高松で約1,000名のお客様をお招きして、盛大に開催することができました。やはり、全国区です。オーラがでています。

 振り返ると、一場面、一場面が走馬灯のように蘇ります。そして、多くの先生から多くのお言葉をいただきました。その一言、一言が私のみならず、事務所の血となり肉となっていると思っています。今年こそは、3年振りに経営方針発表会を開催したいと思っています。                           平成19年第18期経営計画発表会の様子
 

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