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【所長の独り言】「生駒会計の沿革(下)」

 前回、「古田土先生と出会いが生駒会計の第二の成長エンジンになった」というところまで書かせていただきました。

 ただ、組織を変革するのは大変です。2007年(平成19年)に古田土先生をお招きして経営方針発表会を開催させていただきましたが、翌2008年(平成20年)は仕事の忙しさを理由にして発表会を開催することができませんでした。やはり、発表会は、それなりの費用(発表会は赤字事業)がかかりますし、経営方針書を作成したり、社員に発表会の準備等をお願いするのも大変(社員も本来の仕事で忙しいので)です。そして、2009年(平成21年)も開催が危ぶまれましたが、今年、開催しないと未来永劫できないと思い、急遽、年末の12月23日(当時の天皇誕生日)に香川県県民ホール(現レクザムホール)玉藻の間で開催しました。参加していただいたお客様には準備不足で申し訳なかったと思っています。また、社員にも不評でした。まず、祝日であると言うこと、第二に公共施設ですから、机、椅子の準備から、懇親会の準備、後片付け、すべて社員がしなければいけません。

 そして、2006年(平成18年)に三好啓之(現所長代行)が入社し、持ち前の行動力で、数年後にはNo2にまで駆け上がりました。生駒会計にターボエンジンが加わりました。しかし、2014年(平成26年)頃は、非常に残業が多くなり、繁忙期以外でも帰りが21時、22時、たまには午前様になる社員もでてきていました。そんな折です。中堅社員4名が秋口から次々と退職です。私は、12月から始まる年末調整、年明けからの確定申告、12月決算の事を考えると(仕事が終わるのかと)身震いをしたのを覚えています。

 生駒会計は労働環境の改善が最大のテーマになりました。せっかく仕事を覚えてくれた有能な社員が次々と辞めていく、また、一から新しい社員を育てていかなければならない。この負のスパイラルを断ち切らなければと思いました。現在、生駒会計は完全週休二日制、繁忙期(12月後半から3月確定申告終了迄と5月)以外は18時シャットダウンにしています。ただ、現実、完全週休2日制と言っても、土曜日は管理職が当番で事務所を開けていますし、また、どうしても残業しなければいけない人は残業申請書を提出して残業は可能です。しかしながら、大幅に残業時間は削減できたと思っています。そして、あら不思議、何とか仕事は回っていますし、業績が下降線になることもありませんでした。

 そして、2020年(令和2年)生駒会計は30期を迎えました。その前年の11月20日に第30期経営方針発表会はJRホテルクレメント高松で元大阪府知事の橋下徹先生をお迎えして、参加者1,000名超で開催させていただきましたが、世の中わかりません。年明けからコロナです。世界が一変しました。しかし、そのコロナ禍においても嬉しいことがありました。2020年12月、私どもの生え抜きの社員である藤澤健二が働きながら税理士試験合格(5科目)を果たしました。法人税、相続税にも精通し、営業力もあります。誰もが認める生駒会計のNo3になりました。

 2021年(令和3年)7月に生駒会計は代表社員生駒学、代表社員藤澤健二で税理士法人生駒会計を設立します。そして、中核となる株式会社生駒経営は三好啓之が代表取締役に就任します。更に、東京の古田土会計と業務提携をして、皆様により良いサービスを提供したいと思っています。この組織改革が生駒会計の第三の成長エンジンになることは間違いありません。今後とも生駒会計をよろしくお願いします。

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